アメリカの雇用統計と為替相場予想のコツ
先週4月2日金曜日(日本時間の夜)、米国の3月の雇用統計の発表がありました。アメリカの雇用統計は数ある経済指標の内でも最も重要なものの一つです。アメリカでは特に個人消費が景気を大きく左右するため、景気指標の中でもこの雇用統計は重要視されており、時間の経過とともに注目度合いが変化する経済指標の中において、常に最重要の位置づけにあるものです。
さて、このあたりの説明についてはFX取引や株式投資など投資を始めたばかりの方も耳にされているところでしょう。問題はどのように相場に影響を与えるのか、というところです。もちろん良い結果があればプラス、悪い結果であればマイナスの影響・・・簡単にいえばそうなります。大きな流れでいえば間違っていないのですが、実際に取引をしようと発表の瞬間に相場を見てみると「?!」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回の結果を一つの例として、初めて景気指標の発表を見る方に向けて簡単に説明していきましょう。
金曜日に発表になった結果は以下の通り。
・農業部門雇用者数が前月比16万2000人増加
・失業率9.7%(横ばい)
失業率は横ばいとはいえ、雇用者数は増加している!
→良いニュースだ!と思いませんか?
ところが、発表直後の相場は対ユーロや対円で米ドル売りが目立ったのです。アメリカにとって良いニュースなのに米ドルが売られる?と違和感を感じた方もいらっしゃるかもしれません。
これは他の景気指標にもすべてに言えることなのですが、こうした発表は残念ながら数字をそのまま受け取るだけでは相場の動きには置いていかれてしまうことになります。大切なのは、事前予想がどうなっているのか、つまり市場参加者の多くが何を期待して発表を見守っているか、を知ることなのです。
今回の場合も、発表前から多くの予想が出回っていました。こうした予想はFX関連のメルマガや速報メールなどを受け取るようにすれば個人も簡単に手に入ります。
さて、その直前予想は下記のようなものでした。
・非農業部門雇用者数予想は18万人増加(レンジは5万人減少から40万人増加)
・失業率予想は9.7%(レンジ9.5%から9.9%)
予想レンジを見てもわかるように、かなり強気予想も多く、30万人増加の「ポジティブ・サプライズ」があれば、相当の米ドル買いも予想されていました。実際の結果と見比べてみると、中心予想である18万人増加よりはやや弱い結果といえ、そのための失望売りが発表直後に行われたのです。
その後、実際の市場では米ドル売りが一巡すると、「そうはいってもプラスの結果だったよね!」
=米雇用情勢は緩やかながらも回復!ということで、米ドル買いが再び高まってきたのです。
相場は常に動いていますが、それを動かしているのは市場参加者の思惑です。経済指標は重要な変動要因ではありますが、それに対してどんな期待(予想)があり、どう受け止めているかによって「直後」の動きは異なることをぜひ知っておきましょう。
アメリカの雇用統計発表後の為替情報

週明け5日午前の東京外国為替市場の円相場は続落した。民間部門の回復を示した米雇用統計を受け、前週末の海外市場でドルが買われた流れが持続した。午前11時現在は1ドル=94円37〜39銭と前週末比44銭の円安・ドル高。
2日の東京外国為替市場の円相場は続落した。米国の公定歩合が引き上げられるとの観測が浮上して円売り・ドル買いが活発化し、一時1ドル=94円台まで値を下げた。午後5時現在は93円93〜95銭と前日比33銭の円安・ドル高。同日夜の米雇用統計を控え、模様眺め気分が広がっていたが、午後に入ると、米連邦準備制度理事会(FRB)が緊急会合を開催するとのうわさが流れ、これが公定歩合の引き上げ観測につながった。市場では「今週売られ過ぎたこともあり、来週はいったん買いが強まる」(邦銀)と見込まれている。
(ロイター引用)
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FX歴7年、旅行好き、投資好きの30歳代ひまわりが運営する自己満足のために失敗と成功をつづるブログ。これまでのFXでは負け知らずだったが、サブプライム問題で大やけど(爆)今が100年に一度のチャンスととらえ再度スワップ金利運用を開始。8割がスワップ金利運用、2割がデイトレ&スキャルで王者復活を目指す!(なにが王者かわかりませんが・・・) 以上よろしくお願いしますです、ハイ。
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株から始まり、為替の世界へ…。大好きなNZドルをはじめ、豪ドルや南アフリカランドなどの高金利通貨によるスワップでラクラク金利生活を目指します。取引スタイルはスイングトレードがメイン、スワップと取引の両方から利益を狙いトレード開始!どうぞよろしくお願いします。
雇用統計の際も有利に取引できる